セ・リーグとパ・リーグの違いとは?DH制・試合数・歴史をわかりやすく解説【プロ野球入門】

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セ・リーグとパ・リーグの違いとは?DH制・試合数・歴史をわかりやすく解説【プロ野球入門】
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セ・リーグとパ・リーグ、何が違うの?

「プロ野球のセ・リーグとパ・リーグって、なんとなくは知ってるけど、実際どこが違うの?」——野球を見はじめた方ならきっと一度は思いますよね。

名前の通り、日本プロ野球(NPB)はセントラル・リーグ(セ・リーグ)パシフィック・リーグ(パ・リーグ)の2リーグ制です。どちらも6球団ずつ、計12球団でシーズンを戦います。ルールや試合数など細かい点に違いがあり、観戦の楽しみ方にも差が出てきます。この記事では、プロ野球初心者の方に向けて2リーグの違いをまるごと解説します。

この記事でわかること
  • セ・リーグ/パ・リーグの所属球団
  • 2リーグに分かれた歴史的な経緯
  • DH制(指名打者制)の違いと2027年の変化
  • 交流戦・クライマックスシリーズのしくみ
  • 各リーグの試合をネットで視聴する方法

所属球団一覧

まず、どの球団がどちらのリーグに属しているかを確認しましょう。

リーグ球団名本拠地
セ・リーグ読売ジャイアンツ(巨人)東京(東京ドーム)
セ・リーグ阪神タイガース兵庫(甲子園球場)
セ・リーグ横浜DeNAベイスターズ神奈川(横浜スタジアム)
セ・リーグ広島東洋カープ広島(マツダスタジアム)
セ・リーグ中日ドラゴンズ愛知(バンテリンドーム)
セ・リーグ東京ヤクルトスワローズ東京(神宮球場)
パ・リーグ福岡ソフトバンクホークス福岡(みずほPayPayドーム)
パ・リーグオリックス・バファローズ大阪(京セラドーム)
パ・リーグ千葉ロッテマリーンズ千葉(ZOZOマリンスタジアム)
パ・リーグ東北楽天ゴールデンイーグルス宮城(楽天モバイルパーク)
パ・リーグ埼玉西武ライオンズ埼玉(ベルーナドーム)
パ・リーグ北海道日本ハムファイターズ北海道(エスコンフィールド)

2リーグに分かれた歴史

なぜ2つのリーグに分かれているのでしょうか。その歴史は1949年(昭和24年)にさかのぼります。

2リーグ誕生の経緯(年表)
1949年(昭和24年)

毎日オリオンズ(現:千葉ロッテ)のリーグ参入をめぐり、日本野球連盟が「賛成派」と「反対派」に分裂。賛成派はパシフィック・リーグを、反対派はセントラル・リーグを結成した。

1950年(昭和25年)

2リーグ制が正式スタート。日本野球機構(NPB)が誕生し、それぞれ独立したリーグとしてシーズンを開催するようになった。

1953年〜現在

球団の合併・解散を経て、セ・リーグ6球団/パ・リーグ6球団の計12球団体制が確立。

日本のプロ野球は最初から2つのリーグがあったわけではなく、元々は「日本野球連盟」の1リーグのみでした。毎日新聞社の球団・毎日オリオンズのプロ野球参入をめぐって賛否が対立し、2つのリーグが生まれました。

2リーグ制以降、当初はセ・リーグに人気球団が多かったこともあり、「人気のセ・リーグ、実力のパ・リーグ」と呼ばれていました。この言葉、どこかで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

最大の違い「DH制(指名打者制)」とは

セ・リーグとパ・リーグの違いの中で、試合の展開に最も影響するのがDH制(指名打者制)の有無です。

DH制(指名打者制)とは?

DHとは「Designated Hitter(指名打者)」の略で、守備をせず打撃だけに専念する打者のことです。DH制を導入した場合、投手は打席に立たない代わりに投球に専念し、「打つ専門」の選手がその役割を担います。

つまり、打線に強打者が1人多く入るため、試合が高得点・高打率になりやすい傾向があります。

セ・リーグ(2026年現在)
  • DH制なし(投手が打席に立つ)
  • 代打・継投策などの細かい采配が見どころ
  • 「9人野球」の伝統的な戦い方
  • 投手の打撃が試合を左右することも
パ・リーグ(2026年現在)
  • DH制あり(1975年から採用)
  • 強打者が打線に加わり得点力が高い
  • 投手は投球に集中できる
  • 交流戦や日本シリーズでの強さに直結

【速報】2027年、セ・リーグもDH制を導入!

2027年シーズンから両リーグ統一へ

セ・リーグ6球団は2027年シーズンからDH制を導入することを全会一致で決定しました。1975年から採用していたパ・リーグと足並みがそろいます。外国人選手を含めたチーム編成への影響があるため、2026年は移行のための猶予期間となっています。

2026年シーズンは「投手が打席に立つ最後の年」。セ・リーグ伝統の采配を楽しめる見納めのシーズンになりそうです。

パ・リーグは1975年からDH制を採用し、すでに50年の歴史があります。交流戦や日本シリーズの成績を見ると、DH制のあるパ・リーグが圧倒的に優勢でした。こうした成績差も、DH制統一の後押しになったようです。

試合数・シーズンのしくみ

試合数やシーズンの流れも、初心者の方が混乱しやすいポイントです。整理しておきましょう。

項目内容
公式戦(レギュラーシーズン)各球団143試合
開幕例年3月下旬
レギュラーシーズン終了例年10月上旬
セ・パ交流戦6月ごろ(各球団18試合)
クライマックスシリーズ(CS)10月(上位3球団がトーナメント)
日本シリーズ10〜11月(セ・パ代表が対決)
シーズンの流れ(ざっくり)

春季キャンプ(2月)→ オープン戦(3月)→ 公式戦143試合(3〜10月)→ 交流戦(6月)→ クライマックスシリーズ(10月)→ 日本シリーズ(10〜11月)

セ・パ交流戦とは

交流戦は、同じリーグの対戦とは一味違う盛り上がりがあります。普段は対戦できない球団との試合が実現するので、どのファンにとっても特別な期間です。

  • 2005年に初めて「セ・パ交流戦」が開催され、2リーグ制のプロ野球に新たな楽しみ方が生まれました。
  • 各球団がセ・パ全6球団と戦う形式(各球団18試合)
  • DH制ルールは主催側のリーグに従う(パ主催ならDHあり、セ主催なら2026年まではDHなし)
  • リーグ優勝とは別に「交流戦優勝」の称号がある

クライマックスシリーズ(CS)とは

「なんでシーズン1位のチームが日本シリーズに出ないの?」と疑問に思ったことはありませんか?それはCSがあるからです。

クライマックスシリーズのしくみ

レギュラーシーズン終了後、セ・リーグとパ・リーグそれぞれで上位3球団がトーナメントを行い、日本シリーズ出場権をかけて戦います。

  • ファーストステージ:2位 vs 3位(3試合制)
  • ファイナルステージ:1位 vs ファーストステージ勝者(6試合制、1位に1勝アドバンテージ)
  • ファイナルステージ勝者がリーグ代表として日本シリーズへ

※レギュラーシーズン3位のチームが日本シリーズ出場・日本一になるケースもあり、毎年話題になります。

「人気のセ、実力のパ」は今でも当てはまる?

かつてよく使われたこの言葉、2026年現在はどうでしょうか。

セ・リーグの特徴
  • 巨人・阪神など人気球団が集中
  • 地上波・民放中継が多い
  • 東京・大阪など大都市圏の球場が多い
  • 投手采配の妙が楽しめる(2026年まで)
パ・リーグの特徴
  • DH制で打線が強力・得点力高め
  • 交流戦・日本シリーズで強さを発揮
  • 地方球場・ドーム球場での熱狂的な応援文化
  • パ・リーグTVなど独自配信が充実

近年はパ・リーグの強さが際立ち、「人気」「実力」ともにパ・リーグが追い上げています。2027年のDH統一後は、この差もさらに縮まるかもしれません。どちらのリーグも、それぞれの魅力があります。

セ・リーグ・パ・リーグの試合を視聴する方法

リーグの違いがわかったところで、次は「どこで試合を観るか」です。セ・リーグとパ・リーグでは、対応している配信サービスが異なります。自分の推し球団に合ったサービスを選びましょう。

視聴サービス選びのポイント
  • 12球団すべて見たい → スカパー!プロ野球セット
  • セ・リーグ中心(広島以外)に見たい → DAZN系(DMM×DAZNホーダイ / DAZN BASEBALL)
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DMM×DAZNホーダイ / DAZN BASEBALL

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サービス比較まとめ

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よくある質問(FAQ)

セ・リーグとパ・リーグの所属球団は変わることがありますか?

球団数の変動(合併・新設)があれば再編される可能性はゼロではありませんが、現在の6球団×2リーグ体制は1953年から70年以上続いており、現状で変更の予定はありません。

交流戦ではどちらのルール(DH制)が適用されますか?

交流戦は主催球団のリーグルールが適用されます。パ・リーグの球場で行われる試合はDH制あり、セ・リーグの球場で行われる試合は2026年まではDH制なしです。2027年以降は両リーグともDH制が導入されるため、どちらの球場でもDHありになります。

日本シリーズはセ・リーグとパ・リーグのどちらが強いですか?

交流戦や日本シリーズの成績を見ると、DH制のあるパ・リーグが圧倒的に優勢で、2005年から2020年までの16年間でセ・リーグチームが交流戦や日本シリーズで優勝したのはそれぞれわずか3回ずつです。近年もパ・リーグが優勢な傾向が続いています。

広島カープの試合はDAZNで見られませんか?

広島東洋カープの主催試合はDAZN系サービスでは配信されていません。広島の試合を全て見たい場合は、スカパー!プロ野球セットがおすすめです。J SPORTSオンデマンドも広島の一部試合を配信しています(公式サイトでご確認ください)。

「パ・リーグ」の名前の由来は何ですか?

パ・リーグは正式名称を「パシフィック・リーグ(Pacific League)」といい、太平洋を意味するPacificに由来します。セ・リーグは「セントラル・リーグ(Central League)」で「中央」を意味します。どちらも設立当初につけられた名前で、地理的な意味合いはほとんどありません。

まとめ:セ・リーグ・パ・リーグの違いを知れば、野球はもっと楽しくなる

セ・リーグとパ・リーグの違い、改めて整理してみましょう。

セ・リーグ vs パ・リーグ まとめ
  • 誕生:1949年の日本野球連盟分裂がきっかけ。1950年から2リーグ制スタート
  • 球団数:各リーグ6球団(計12球団)
  • 最大の違い:DH制(指名打者制)の有無。パ・リーグは1975年から採用
  • 2027年から:セ・リーグもDH制を導入し、両リーグ統一へ
  • 試合数:各球団143試合+交流戦18試合
  • 視聴:12球団すべてはスカパー!、セ中心ならDAZN、パならお得な楽天TV

2リーグの成り立ちやルールの違いを知ると、試合の見方がグッと変わります。特に2026年は、セ・リーグで「投手が打席に立つ野球」を楽しめる最後のシーズン。ぜひこの機会に、両リーグの試合を見比べてみてください。

観戦スタイルに合った配信サービスを選んで、今シーズンのプロ野球を思い切り楽しみましょう。

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